新潟の土地と土壌汚染の意識
「マイホームを建てたら庭で家庭菜園をして子どもと野菜を収穫しよう!」夢がふくらみますよね。お子様と家庭菜園、とっても素敵なことですが、お子様、ご家族の健康のため「土壌汚染」の可能性についても頭の片隅に入れておられても良いと思います。

新しく大規模な造成地が売り出される場合など、その土地が元々どのような用途で使用されていたかをできるだけ早い段階で不動産業者に確認されてみてください。もし、工場跡地が造成された場合などは汚染物質が残留している可能性もあります。
汚染といってもレベルがあり、普通に暮らす分には全く問題ない場合も多いと思いますが、家庭菜園やガーデニングを計画されている場合、健康面で不安な場合は、ベンゼン、砒素、六価クロムなどが残留していないか念のため確認・調査を依頼されてみてください。
建物解体時のガラやセメント系の廃棄物が土壌に残留している場合、土壌が強いアルカリ性となり植物が思うように育たないこともあります。土壌の酸性・アルカリ性を調べてみるのも1つの目安になるものと考えます。
化学物質や薬品などの利用が考えられる、以下のような用途で土地が使用されていた場合には、確認されることをお勧めいたします。
・各製造工場・クリーニング工場
・塗装、印刷、メッキ工場
・ガソリンスタンド
・農地(農薬や肥料)
・病院、研究施設
・焼却施設
・鉱物関連の工場
もし気になる土地があるようでしたら、私たち家づくりパートナーでも、代理でお調べいたしますのでお気軽にご相談ください。

土壌の調査により土壌汚染が認められた土地は、土壌汚染対策法に基づき、「要措置区域」または「形質変更時要届出区域」として公示され、台帳に登録されます。
新潟県や新潟市からは、土壌汚染の情報が発信されています。
新潟市の土壌汚染公示新潟県(新潟市除く)の土壌汚染公示