住宅の契約前の注意点とは
先日、新潟 家づくりパートナーに急遽「午前中に相談したい」とのお客さまからの
お問い合わせがありお打ち合わせさせていただきました。
お話しをお聞きすると とあるハウスメーカーさんで契約寸前とのことでしたが
本当にこのまま契約していいのかお悩みとのこと。
資料を色々と拝見させて頂きましたが 確かに
ちょっと??な感じな個所がいくつかありました。
よくあるパターンですが、ある程度の打合せで やたらと契約を迫り、
詳細はご契約後お打ち合わせしましょう、 みたいな感じです。
このパターンには2つの問題があります。
1.何がいくらで手に入るか全く見えていない
その建築会社の建物の仕様、価格を十二分に理解しているなら問題ありませんが、
まず契約というのはちょっと怖すぎます。
「契約」する前には、詳細な見積もりを出してもらい、
「この金額でこの仕様でここまで工事を請け負う」という事が
細部まで見えていないと後から「○○は代金に入っていないんですか?」ということで
追加追加で膨大な金額になってしまうなどトラブルの原因になります。
2.ちゃんと返えせるかのリスク
資金計画についてもお客さまの家族構成やこれからの ライフプランなど
お聞きすること無く、 現時点で一番金利の低い「変動金利」をオススメして、
毎月の返済額がいかに低いかという部分を強調したようです。
更に詳しくお話しを聞いていくと、どうもご主人様の収入が来年以降、
2割程度カットされるかもしれないとのお話しも・・・・
これは現状のまま家づくりを進めていく状況にないと感じましたので
率直にお話させて頂きました。
私共の無料小冊子「お金で失敗しない家づくり」の方で
お話させていただいていますが、家づくりが「うまくいった!」となるのは、
家が完成したときではなく、ピカピカの家で快適な暮らしができるのは当然として、
さらに 「お金もちゃんと返せたとき」だと思っています。
今朝の日報でも載っていましたが 住宅ローンがいままでになく低金利水準です。
変動金利が悪く、固定金利が良いということではありません。
各家庭の収入や支出、将来的な暮らしをシミュレーションしたうえで 予算を組み、
リスクを理解しながら返せるローンの選択をしてゆくのが 大事なのです。
これらをシッカリと考えた上でリスクを取れるなら
金利を優先して「変動金利」がいいでしょうし、
金利が上がることで返済額が大きくなると家計が厳しいかもしれない、
ということなら先が計算できる「固定金利」を選ぶのがいいでしょう。
今回のお客様は、ご自身も納得されていましたが、
ちょっと冷静になり、資金の計画をちゃんとすべきだったと
おっしゃっていました。
ローンや資金計画について自分達なりに勉強するも大事です。
今ではなく将来に渡って返済可能な資金計画、 その為のライフプランの確認、
キャッシュフロー表での確認、 ちょっと面倒かもしれませんが大事なことです。
今回の客様のようにそれでも契約前にまだ疑問に感じる方はいいのですが、
ご契約後に後悔しても時すでに遅しです。
「まずは展示場でも見てみようか・・・」
「気に入ったし、月々○○万ならなんとなかるよね!」
気軽に考える方が多いですが、ぜひその前に一度ご相談ください。
展示場を見る前にしっかりと準備することがあります。
正しい家づくりの順序をお伝えいたします。 もちろんご相談無料です。
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