新潟市の津波浸水想定図
新潟市の津波浸水想定図が、2012/6/27 見直しされました。(新潟県発表)下記の6つの地震を想定した場合の浸水エリアを重ね合わせているとのことです。
①佐渡北方沖地震(Aパターン)(Mw7.80)
②佐渡北方沖地震(Bパターン)(Mw7.80)
③新潟県南西沖地震(Mw7.75)
④粟島付近の地震(新潟県北部地震)(Mw7.56)
⑤長岡平野西縁断層帯地震(Mw7.63)
⑥高田平野西縁断層帯地震(Mw7.10)
東日本大震災を踏まえて、浸水経路として信濃川、阿賀野川、新川を津波がさかのぼる事を想定しています。沿岸部だけではなく、河川の流域についても浸水リスクがあることがわかります。
JR新潟駅でも50cmほどの浸水ですが、信濃川河口付近や西区の低地でも浸水が最大2m~3mと予測されています。
今回、新潟県から発表された浸水想定図は、海岸や堤防の決壊などによる最悪の条件を想定したものとのことですが、相手は自然です。住宅を新築する場合には、普段の生活とこれらのリスクという面を加味して考えてゆく必要があると思います。
新潟県:津波浸水想定図の見直しを行いました