住宅ローンの審査を通るコツ
住宅ローンに限らずクレジットカードやマイカーローンなどこれらを利用する際にも事前に金融機関に調べられるのが「個人信用情報」です。
申込時に大体、個人信用情報を確認するための同意書の提出を求められます。あなた自身がすることは規定の書類に署名、捺印するだけですが、その後金融機関が「個人信用情報」に登録されているあなたの情報を調べて、借入の可否を決定されます。
個人信用情報にはあなたの過去何年過分の借入状況(各種ローンやキャッシングな、リボ払いなど)、事故情報が記載されています。
個人信用情報の怖いところはなかなか情報が抹消されない点です・・・。内容にもよりますがおおよそ3ヶ月~10年程度履歴が残っていると言われています。
情報機関はいくつか主要なものにわかれています。
・ 銀行、信用金庫等が加盟している機関
・ 割賦販売関係の会社が加盟している機関
・ クレジットカード会社が加盟している機関
・ 消費者金融系会社が加盟している機関
これらの期間の間で一部の情報は共有されていると言われています。以前はクレジットカードで滞納や事故がある方が消費者金融などで借入ができたケースもあったようですが最近はそのようなことは事前にチェックされできないようです。
住宅ローンを申し込む前になにか気になる点があるときは、事前に個人信用情報の開示をする事をおすすめします。何千円か費用はかかりますが、ご自身の信用情報を確認することができます。
気になる履歴等が残っている場合は、申し込みを少し延期してみるのもひとつの方法ですし、逆に載っていない情報についてはこちらから馬鹿正直に報告する必要はありません。
「個人信用情報」は融資の可否、融資金額を左右する大事なものです。何年か後に住宅取得をご検討の際は、カードの使用を控えたり(一回払いは問題ありません、リボやキャッシング)、現在他に借入などがある場合は早めの返済を心がけるようにして下さい。カードは使っていなくても複数枚持っていると審査に影響する場合もあるので、必要ないカードは処分するのもひとつの方法です。