マンションか一戸建てか? どっちがいい?
「新しい家が欲しい!」と思ったとき、マンションにするか、一戸建てにするか誰でも一度は悩むのではないでしょうか?
マンションと一戸建て、どちらにも住んだことがあれば、それぞれのメリット・デメリットも見えていると思いますが、そうでない場合に判断する基準がわからないのではないでしょうか。マンションか一戸建てか、その判断の1つのヒントとしてご覧いただければと思います。
まず、マンションについて見てみましょう。
マンションのメリット・デメリット
マンションのメリットは、立地、眺望、豪華な内装・付帯設備、セキュリティ、断熱性です。土地が高くて一戸建てでは手が出せない中心部でもマンションであれば、お手ごろな価格で買うことができるでしょう。マンションですから眺望も良く、新潟なら花火大会が近くで見られるようなマンションも沢山ありますね。
内装も豪華ですし、付帯設備が充実しているマンションもあります。子どもの遊び場やスポーツジム、銀行ATMなど、一戸建にはない付加価値がついていることがあります。
セキュリティ面でも2重ロック、3重ロックや24時間、管理人さんがいるマンションは一戸建てよりも安心感がありますね。
コンクリートで出来ているので、断熱性に優れ、先の震災のような津波で流されるようなこともないでしょう。
一方、マンションのデメリットは、騒音の問題、増改築ができない、管理費が高い、自分だけの庭がない、日当たり・風通しが悪い部屋がある、などの点。
あと、わすれがちで、多くの人が感じるデメリット。それは、部屋までの出入りに時間がかかる、駐車場から買物などで部屋まで荷物を運ぶのが大変ということ。慣れの問題ということもあるでしょうが、ちりも積もれば・・・という意見もありますね。
次に一戸建てについて見てみます。
一戸建てのメリット・デメリット
一戸建てのメリットは、なにより「マイホーム」「自分の城」と思える点でしょうか。
次に音のこと。ご近所の音も気になることもないでしょうし、自分の家の音がご近所に迷惑をかけることもないでしょう。ピアノを弾いたり、ギターを練習しても夜遅くなければ、問題になりません。騒音によるご近所トラブルもマンションよりぐっと少ないです。
ペットと暮らすこともでき、お子さんがより伸び伸びと育ちそうですね。
緑にあふれた閑静な住宅街でも、中心地でも好きな場所でも、好きな場所に好きな間取りで家を建てられる点(注文住宅の場合)は一戸建ての魅力。
内装も資金次第で自然素材から、モダンな感じから、好きなようになります。駐車場は家の玄関先なので買物してすぐに部屋に入れますし、庭で家庭菜園を楽しんだり、子どもさんが友達と砂遊びをしたり、家族でバーベキューを楽しむこともできますね。
デメリットとしては、土地のお金。日本の土地価格は高いですから、建物の建築費を圧迫します。セキュリティ面でマンションよりも劣る点もあります。この頃は、セコムやALSOKを頼むお宅も増えていますね。
歳をとってからは、一階と二階の上り下りも苦になってくる事が考えられます。実際、歳をとってからマンションに買い換えたいという要望が多いのもわかります。
次にメリットともデメリットとも考えられますが、一戸建ての場合には ご近所付き合いが、マンションよりは「濃い」点。町内会への参加、果物等のおすそ分け(有難いことですね)や庭の手入れの際、季節ごとの花や庭木の話題。ゴミ出し時の会話、出勤時の会話など。
ご近所とのお付き合いは、防犯面では大変意味があることですが、コミュニケーションがちょっと苦手ということでしたら、苦痛に感じることもあるかもしれません。